ビタントニオ・リウッツィ、やはりシート喪失か

2011年01月22日(土)

ビタントニオ・リウッツィのマネジャーが、2011年もリウッツィがフォース・インディアに残留できるのか確信が持てないと認めた。

リウッツィは再三、2011年もフォース・インディアとの契約を結んでいると言い続けてきた。しかし、2010年に同チームでリザーブドライバーを務めたポール・ディ・レスタがレースドライバーに昇格となり、エイドリアン・スーティルは残留し、リウッツィがシートを失うとの見方が強まっている。

さらに、フォース・インディアのチーム代表ビジェイ・マリヤは今週、ドライバーの発表が遅れているのは「法的に未解決な問題がいくつかある」ためだと語っていた。これは、リウッツィとの契約解除を意味しているとみられ、今年のフォース・インディアがスーティルとディ・レスタという布陣になるのは、確実だと思われる。

リウッツィのマネジャーであるピーター・コリンズも、フォース・インディアとの間で契約に関する話し合いが行われていることを示唆した。

「トニオ(リウッツィの愛称)は今年もF1にいる。今年の彼がレースを走るか? それは分からない」とコリンズは『BBC』へ語った。

フォース・インディア側や、ディ・レスタ、スーティルのマネジャーらからコメントは出ていないが、コリンズは次のように加えた。

「今の段階では、これ以上コメントはない。私は何も言わないでおくべきだろう」

「しばらく前から、立場を明確にしてきた。発表はチームに任せるのが最善なことだ」

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