フェリペ・マッサ「開幕から高い競争力を見せたい」

2011年01月29日（土）

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2010年は苦戦が続いたフェリペ・マッサ（フェラーリ）だが、今年は開幕戦から高い競争力を見せていきたいとフェラーリの新車F150の発表会で語った。

昨年は、ブリヂストンタイヤが形状を変更したフロントタイヤに苦戦したというマッサ。しかし、今年からピレリがF1にタイヤを供給することになったため、これをきっかけに復活できるだろうとマッサは語る。

「去年は、2009年に比べるとブリヂストンが大きくフロントタイヤを変更させていたんだ。それでアンダーステアが強くなった。それに、タイヤがかなり硬くなって、適切な温度まで温めるのが難しかったよ。フロントタイヤの状況を改善しようと思ったけど、リアも本来の性能を発揮しなくなったから、かなり苦戦した」

「今年は、ピレリがフロントタイヤを強くして、グリップを高めたはずだよ。僕のドライビングスタイルには、そっちの方がいいんだ」

もし今季も不調が続けば、フェラーリを解雇されるとのうわさもあるマッサだけに、開幕から速さを見せていきたいとして、次のように加えた。

「今年は、開幕戦の時点から高い競争力を見せたいし、ピレリタイヤも僕の助けになってくれると思う」

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