ヴァージンが7日(月)、2011年型車MVR-02を発表した。
公開された画像を見る限り、2010年型車VR-01から大きく変更された部分はないように見える。ノーズが昨年のクルマよりも幅広になっているものの、すでに発表されている他チームのノーズとは異なり、ノーズの先端が昨年マシンのように低い位置へ下がっている。
昨年同様、このクルマも風洞を使わず、コンピューターのみで設計された。しかしコンピューターの処理能力が倍増され、ヴァージンの設計能力は大きく向上したという。
また、今年からロシアのスーパーカーメーカーであるマルシャがパートナーになり、正式なチーム名はマルシャ・ヴァージン・レーシングになった。そのため、車名も「VR-」から、「MVR-」に変更されている。ドライバーはティモ・グロックが残留し、ジェローム・ダンブロシオが加入。エンジンはコスワースから供給を受ける。