ロバート・クビサ、指を動かす

2011年02月07日(月)

ラリーでクラッシュし、右手に深刻なケガを負っていたロバート・クビサ(ロータス・ルノーGP)が、指を動かしたようだ。

クビサは、ラリー参加中のクラッシュによって右腕、手、脚を複雑骨折しており、中でも腕や手の損傷は激しいとのことだった。腕については、骨や腱(けん)も激しく損傷したため、手術を行ったものの、元通りに手が動くようになるのか、現段階では分からないと報じられていた。

しかし、ロータス・ルノーGPが公式ツイッターで明かしたところによると、意図的なこん睡状態から目を覚ましたクビサは、指を動かすことができたという。

「ロバートは今朝、一時的に目を覚ました。彼は指を動かすこともできていた。今後の回復に向け、勇気づけられることだ」とロータス・ルノーGPの公式ツイッターには書き込まれている。

また、『Autosport(オートスポーツ)』によると、クビサの手術を監督したイゴール・ロッセロ教授も次のようにコメントしているようだ。

「今日、ロバートに投薬しており、手については、現状ではいい状態だ。患者は、指で単純な動作をすることができるほどだった。今後に向けた明るい材料だ。これからも、経過を見守ることになる。まだ将来のことについて言える段階ではない」

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