ラリー事故で重傷を負ったロバート・クビサ(ロータス・ルノーGP)の回復を願い、10日(木)に始まったヘレステストに参加した全チームが、クビサを応援するメッセージをクルマに掲載している。『Autosport(オートスポーツ)』が報じた。
クビサが重傷を負ってからわずか数日、スペインのヘレス・サーキットで今シーズン2回目の合同テストが始まったが、ロータス・ルノーGPのクルマには次のような一文が書かれている。
「Szybkiego powrotu do zdrowia Robert」
これは、クビサの母国語であるポーランド語で、「ロバート、早く元気になれよ」という意味であるという。
ヘレステストにはヒスパニア・レーシング(HRT)が参加していないが、そのほかの全チームがこれと同じメッセージをクルマに掲載して走行しているようだ。
また、各F1チームによって組織されているFOTA(フォーミュラ1チームズ・アソシエーション)のウェブサイトにも、このメッセージが掲載された。
コース上では激しい戦いを繰り広げているF1チームだが、今回は心を1つにしてクビサの回復、そしてF1復帰を願っている。