ニコ・ロズベルグ(メルセデスGP)は、メルセデスGPの2011年型車の出来についてまだ結論を出していない。
先日2010年のメルセデスGPが話題に上った際、ミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)は2回目の冬季テストの時には「これは厳しいシーズンになる」と感じていたことを明かした。
12ヶ月が過ぎ、2011年シーズン開幕前2回目の冬季テストとなるヘレステストが今週行われ、ロズベルグは10日(木)に2011年型車W02でトップから3秒落ちという結果に終わっていた。
『Bild(ビルト)』紙によると、「これは暫定版のクルマに過ぎないんだ」とロズベルグは話しているようだ。
「だから、まだたくさんの新パーツが増えるんだ。今のペースだけ見てもわからないよ」
10日に弱さを露呈したのはクルマの信頼性も同様だったが、ロズベルグは新車には技術的な問題が「つきものだ」と話している。
一方、この日のトップタイムを記録していたフェリペ・マッサ(フェラーリ)も、ヘレステストの順位を過信してはいけないと話す。
「最速だったって? 何の意味もないよ」マッサはイタリアメディアにそう話していた。