ミハエル・シューマッハのトップタイムは母国ドイツへ向けたアピール?

2011年02月15日(火)

ヘレステスト2日目にミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)がトップタイムを記録したのは、チームにとっての母国であるドイツ国内での批判をかわすためのものだったとの意見が出ている。

シューマッハは、ヘレステストの2日目にトップタイムを記録。しかし、この前日にはチームメートのニコ・ロズベルグが新車W02について悲観的なコメントを残していたことから、両ドライバーやチームの母国であるドイツでは、批判的な意見が広がっていた。

そのため、マーク・ウェバー(レッドブル)は、「ドイツ向けのちょっとしたショーだったんだろうね」とコメント。さらにこう続けた。

「彼はすぐに、また2秒遅くなった」

「スーパーソフトはかなり速いけど、1周しかもたないんだ」

シューマッハがトップタイムを記録した際には、可変リアウイングを使える場所では毎回使い、ドイツからのプレッシャーを軽くするためにタイムを狙っていたとのうわさもある。しかし、シューマッハ本人はこれを否定している。

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