ミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)は、2011年にメルセデスGPがタイトルを獲得するのは難しいと認めた。
F1で史上最多となる7回のタイトル獲得を達成し、2006年に引退したシューマッハは昨年、メルセデスGPへ加入し、現役復帰を果たした。しかし、2010年のシューマッハは苦戦が続いていた。
昨年のメルセデスGPは、シーズン途中から今年へ向けた開発に集中しており、今年は昨年よりもいい成績が期待される。だが、これまで2回の合同テストでは、メルセデスGPの2011年型車W02のペースや信頼性は高いとは言えない状態だった。
「僕たちはメルセデスなんだよ。目標は明確だ。今年その目標を達成するのは難しいけど、僕たちにはきちんとした計画がある。短期的なものだけではなくてね」とシューマッハは『sport1.de』へ語っている。
先週に行われたヘレステストで、シューマッハは2日目の最速タイムを記録していた。しかし、これは搭載燃料を減らし、スーパーソフトタイヤを装着して、最速タイムを狙って走行した時のタイムだとのうわさもある。
「バーレーンでの開幕戦にならないと、僕たちの状況が正確にわかることはない」とシューマッハは語っている。