F1 バーレーンGP年内開催の可能性を認めるF1界のボス

2011年02月23日（水）

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2011年のF1開幕戦として予定されていたバーレーンGPは中止になったが、F1の最高権威バーニー・エクレストンは、年内に日程を変えてバーレーンGPを開催する可能性があると認めた。

バーレーンでは、反政府のデモ隊に対して政府が治安部隊を投入し、武力による鎮圧を図ったことから国内の混乱状態が悪化。今もまだ首都マナマでデモが続いているばかりか、デモの規模は拡大している。

これを受け、3月3日（木）から予定されていたバーレーンでのF1テストが中止になったほか、バーレーンGP主催者は3月11日（金）に開幕予定だったバーレーンGPの中止を発表した。

しかし、F1の商業面を仕切るエクレストンは、年内にバーレーンGPを開催する可能性について、『Daily Express（デイリー・エクスプレス）』へ次のようにコメントしている。

「もちろん、現地の政治的な情勢次第だ。それなので、数ヶ月以内はないだろう」

「8月には、F1の夏休み期間があり、3週間レースがない。だが、この時期は気温が少し厳しい。現地（バーレーン）の情勢さえ問題なければ、インドGP後あたりがいいかもしれない」

インドGPは10月30日（日）に決勝が行われるが、その2週間後となる11月13日（日）には、バーレーンに近いアブダビで第19戦が行われる予定だ。そのため、インドGPとアブダビGPの間にバーレーンGPを組み込み、バーレーンGPとアブダビGPを2週連続開催にすることも日程的には可能になる。

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