2011年のF1開幕戦バーレーンGPが中止になり、開幕まで2週間の猶予ができたことで、新車の開発に苦戦しているチームが遅れを取り戻せるとの意見がある。しかし、マーク・ウェバー(レッドブル)はこれを否定した。
国内の政情不安から、バーレーンは開幕戦の中止を決定。これにより、2011年のF1は第2戦として予定されていた3月27日(日)のオーストラリアで開幕することになった。
開幕までの時間が2週間延びたことは、マクラーレンなど、新車の開発に苦労しているチームの有利に働くとの意見が出ている。しかし、今年も最速のクルマを開発したと見られるレッドブルのウェバーは、『BBC』へ次のように語った。
「2週間増えたからといって、大きく変化するとは思わない」
「みんな同じだからね。僕たちは常に、2週間ごとにレースをする準備ができているんだ」
「それに、メルボルン(オーストラリアGP)に向けた機材が、早めに出発しなきゃいけないのは変わらないよ。10日余裕ができたと思うけど、いいこともあれば、悪いこともあるものだからね」