バーレーンは、年内にF1を開催できるのか判断するため、5月1日(日)までの猶予を与えられた。
当初は、2011年のF1開幕戦として、3月13日(日)に開催予定だったバーレーンGP。しかし、国内の政情不安のためバーレーンGPは中止となった。その後、F1の最高権威バーニー・エクレストンは、8月にバーレーンGPを開催する可能性も示唆したが、あまりにも気温が高すぎるため、8月開催案は立ち消えとなり、現在は11月に開催する可能性が高まっている。
そんな中、F1の統括団体FIA(国際自動車連盟)の世界モータースポーツ評議会の会議が8日(火)に行われ、「バーレーン自動車連盟に対し、2011年にバーレーンGPを開催可能か、遅くとも5月1日までに通知するよう求めた」ことが声明で明らかになった。
現在、最も有力だとされている案は、10月30日(日)にインドGPを戦ったF1サーカスが、翌週にはバーレーンに移動して11月6日(日)にバーレーンGPを戦い、さらにその翌週となる11月13日(日)にアブダビGPを行うというもの。
しかしこの案に対しては、全F1チームが本拠地を置くヨーロッパから遠く離れた地で、3週間連続のレース開催となるため、チームスタッフなどへの負担を懸念する声も出ている。