F1中国GPの開催地になる上海インターナショナル・サーキットが、ようやく2011年のレース開催に向けたサーキット認証を受けた。
中国GPは、4月17日(日)に決勝が予定されているが、サーキット認証の期限が切れており、統括団体FIA(国際自動車連盟)からはサーキット改修の指示も受けた。この改修を完了しない限り、サーキットはF1開催に必要な認証を受けられないことになっていた。
改修は、コースの排水能力向上と、地盤沈下への対策だったとみられるが、FIAで安全面などを担当するチャーリー・ホワイティング率いる査察団がサーキットの査察を行い、無事認証を受けたと『上海日報』が伝えた。プロモーターによると、今回の認証は3年間有効とのことだ。
また、中国GPの主催者が、F1の運営団体FOM(フォーミュラ・ワン・マネジメント)とのレース開催契約を7年間延長したとも報じられている。