2011年のF1第2戦マレーシアGPでも、可変リアウイングを使用できる区間が延長されるようだ。
今年からF1に導入された可変リアウイング。追い抜きを増加させるために導入されたものだが、決勝で使用できる区間は1周のうち600メートルに制限されるとのことだった。
しかし、開幕戦オーストラリアGPでは、この区間が延長されていた。だが、オーストラリアGPで可変リアウイングが期待された効果を発揮することはなかった。これは、オーストラリアGPの舞台アルバート・パークのストレートが短いためだとも言われている。
そして、アメリカのテレビ局『SPEED』によると、マレーシアGPでも可変リアウイングを使用できる区間が延長されるとのこと。マレーシアGPが行われるセパン・サーキットには、長いストレートが2本ある。ホームストレートと、最終コーナーへ続くバックストレートだが、可変リアウイングを使えるのはホームストレートになるようだ。
未確認の情報としながらも、マレーシアで可変リアウイングを使える距離は700メートルになると『SPEED』は伝えている。オーストラリアGPでは、867メートルに延長されていた。