エイドリアン・スーティル、暴力事件が訴訟に発展か

2011年05月14日(土)

エイドリアン・スーティル(フォース・インディア)の関連した暴力事件が、法廷に持ち込まれる可能性が出てきた。

中国GPに優勝したルイス・ハミルトン(マクラーレン)の優勝記念パーティーが上海のクラブで行われた際、友人として出席したスーティルと、ロータス・ルノーGPのオーナー企業であるジェニイ・キャピタル首脳のエリック・ルクスがケンカになり、スーティルがルクスを負傷させたと報じられていた。

その後、スーティルは声明を発表。「プライベートでの行動中に、まったく意図せず、他人を傷つけるという、非常に残念な行動をしてしまった。この件を反省しており、きちんと謝罪している」とコメントし、ルクスを傷つけたことは事実だと認めた。

先週末のトルコGPでルクスは、首に包帯を巻いていたが、事件当時のスーティルは酔っていたと見られ、割れたシャンパングラスでルクスを負傷させたとされている。また、この負傷によってルクスは12針以上も縫ったほか、聴覚に影響が出ているという。

『sport24.com』では、ルクスが告訴したため、スーティルは法廷で事情を説明しなければならないと伝えている。

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