マクラーレンのルイス・ハミルトンが、中国GPに向けた意気込みを語った。
ルイス・ハミルトン
「残念な週末は忘れることがベストだ。いつものようにね。マレーシアの経験は前向きなものだし、そこから学んでもいる。中国GPまであとわずかだから、前を向いていくことが最も大事だ。もう準備を始めるところだよ。数日トレーニングをしてからリフレッシュした気持ちで上海に向かう」
「僕たちのマレーシアでのペースはすごく強かったから、勇気が持てるね。ジェンソン(バトン/チームメート)はすばらしいレースをして、終盤、セバスチャン(ベッテル/レッドブル)との差を縮めることができた。今週末もレッドブルと争うだけのペースがあると思う」
「開幕戦もマレーシアも、レッドブルは実力を十分に引き出していないと思うんだ。だから僕たちがプレッシャーをかけ続けて、彼らにミスをさせるようにすることが重要になってくる」
「チームのメンバーに聞いたんだけど、1つのF1チームだけで走ったドライバーの中では、僕が最も多くのレースを経験したドライバーなんだって。ジム・クラークがロータスで72戦走ったって聞いたよ。マレーシアは僕にとって、マクラーレンでの73戦目だった」
「すごく謙虚な気持ちになるね。ジム・クラークのレースは一度も見たことがないんだけど、偉大なドライバーで、忠実(ちゅうじつ)なロータスのドライバーとして記憶されてるってことは知っている。忠誠心がすごく大事で、彼と同じように言われるのは誇りに思うよ。もっとがんばらないとって気持ちになる」