マーク・ウェバー、予選の戦略ミスを悔やむ

2011年04月16日（土）

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中国GPの予選でQ1敗退となったマーク・ウェバー（レッドブル）が、予選での戦略ミスを悔やんでいる。

チームメートのセバスチャン・ベッテルが、中国GPのフリー走行3回すべてと予選でトップタイムを記録し、開幕戦から3戦連続となるポールポジションを獲得する一方、ウェバーは予選直前のフリー走行でKERS（運動エネルギー回生システム）のトラブルに見舞われた。

このトラブルのため、予選直前のフリー走行でほとんど走行できなかったウェバーは、KERSを使用せずに予選を戦い、Q1敗退となった。予選後にウェバーはドイツのテレビ局『RTL』へ、より速いタイムを記録できるソフト側のタイヤを使用しなかったのは戦略ミスだとして、次のように語った。

「僕たちは十分に速いから、（ソフト側を）使う必要はないと思っていた。でも、僕はきちんと（タイヤを）温められなかった。これが原因だよ」

そして、ソフト側のタイヤを装着していれば、もっと速いタイムを記録できていたか質問されると、ウェバーは「もちろんだよ。（チーム首脳やエンジニアがいる）ピットウォールで決断が下されたけど、いつもなら彼らの決断は正しいんだ」と答えている。

レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーも、ソフト側タイヤを使わないという決断はウェバーが決めたものではなく、ピットウォールで下されたものだと認め、『BBC』へこうコメントした。

「後になってから、われわれはソフト側を使うべきだったと言うのは簡単なことだ。チームで決めたことだった。今週末の彼は不運続きだよ」

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