サム・マイケル、失職の可能性を認める

2011年04月20日(水)

ウィリアムズのテクニカルディレクターを務めるサム・マイケルは、1979年以来となる最悪なスタートを切ったことから、チームが再構築をするために職を失う可能性があることを認めた。

2011年の選手権第3戦となった中国GPでは、会長のアダム・パーはマイケルが更迭されることを否定しなかった。

「もし、サムがチームのために正しいことは辞めることだと思えば、彼は明日にでも辞めるだろう。不平も言わずにね。チームに必要なことは何でもやる」とパーは語っている。

ウェブサイトの『thenational.ae』には、マイケルがウィリアムズの現在のシステムは持続しないと認めていることを伝える記事が掲載されている。

マイケルは、「やることに満足がいかないであろうことは、何も変更しないことだ。私自身も含めてね」と述べている。

それまで、マイケルの現在の契約は今シーズン限りで終了する。そのため、今は第5戦スペインGPへ向けて、レッドブルが導入しているディフューザーシステムを再導入することに注目しているようだ。上海でテストした際はうまくいかなかったと見られている。

大幅なアップグレードが次戦トルコGPで予定されている。

マイケルは、「われわれはフロアに修正を加え、新しいフロントウイング、新しいリアウイング、それから新しいブレーキダクトも導入する予定だ。これによって、コンマ数秒速くなって、ドライバーがトップ10に入れることを期待している」と話していた。

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