F1罰ゲームフライト、ロイヤルウエディングの影響で延期

2011年04月22日(金)

5月1日(日)に実施が予定されていたヴァージン会長リチャード・ブランソンの罰ゲームフライトが、7月4日(月)へ延期となった。

この罰ゲームは、チーム・ロータスのチーム代表トニー・フェルナンデスとの間で行われた賭けによるもの。両者はともに航空会社を経営しているだけではなく、F1チームも保有していることから、2010年のF1シーズンである賭けを行っていた。

チームの年間ランキングで下位になった方は、相手方の航空会社でスチュワーデスとして乗務する。もちろん、スチュワーデスの制服を着用しての乗務だ。

2010年のF1では、チーム・ロータス(当時はロータス・レーシング)が10位になった一方、ブランソン率いるヴァージングループがオーナーになっているヴァージンチームは最下位。これにより、ブランソンのコスプレフライトが決定した。

当初、2月にこの罰ゲームフライトが行われる予定だったが、ブランソンがスキーで負傷したため、延期されていた。しかし、5月1日(日)のロンドン・クアラルンプール便での実施が決定。チャリティーのため、チケットが一番安いものでも4,500ポンド(約60万円)から販売されたが、再び延期となった。

今回延期になった理由は、イギリスのロイヤルウエディング。ウィリアム王子とケイト・ミドルトンさんの結婚式が29日(金)に行われることから、イベント用にロンドンでの宿泊施設や、ロンドンへのフライトを確保することが難しい状態になっているため、実施が困難になったようだ。

なお、『businesstraveller.com』によると、このフライトを実施する予定だったエアアジアは、チケット購入者への対応について次のように説明しているという。

「AirAsiaGo.comでチャリティーフライトのチケットを購入した方は、全額の返金、もしくは新日程の予約を選択できます」

もし、新日程を予約しない購入者がいた場合、今からでもこのチャリティーフライトに搭乗するチャンスを手に入れられるかもしれない。

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