F1の最高権威バーニー・エクレストンが、今年のF1日本GPへ東日本大震災が与える影響を懸念している。
報道によると、スポンサーがホスピタリティー関連の出費を削減したことなどから、昨年の日本GPでは520万ドル(約4億2,000万円)の損失があったという。そして、『Daily Mail(デイリー・メール)』は、震災によってどれほど損失が拡大するのか、エクレストンが試算を始めていると報じた。
日本GPの舞台になるのは、三重県の鈴鹿サーキット。震災による施設面の被害は受けなかったとのことだが、エクレストンは次のように語っている。
「問題はサーキットへの損傷ではない。チケット販売の面で、どれほどの商業的ダメージがあるのかという点だ」
また、エクレストンは「以前にもわれわれは地震の問題に直面し、彼らを支援しようとした」と語っており、数年前にも地震による影響を受けた日本GPを支援したと明かし、今回も支援する可能性があることを示唆したという。