F1 アブダビGP、コース改修の詳細は未定

2011年04月27日(水)

F1アブダビGPの関係者は、11月に予定されている今年のレースの前に、舞台となるヤス・マリーナ・サーキットの改修を行うと認めたものの、改修の詳細については未定だと語った。

昨年のアブダビGPでは、レース中の追い抜きが少なかったため、コースのレイアウトが非難された。マクラーレンのチーム代表マーティン・ウィットマーシュも、追い抜きを増やすという観点では、ヤス・マリーナのレイアウトには「欠点がある」と語っていた。

また、チーム・ロータスの技術責任者マイク・ガスコインも、「バーレーンとアブダビは、(2010年で)退屈だったレースのトップ2だ」とコメントしている。

これを受けて、ヤス・マリーナの関係者が追い抜き増加のためにコース改修を決断したと報じられていた。ターン5と6のシケイン、そしてターン7のヘアピンでコース幅が拡幅され、ターン9出口はイン側に向かって下がるように路面が傾けられ、この結果として追い抜き増加が見込まれるとの報道だった。

しかし、アブダビGPのスポークスマンは26日(火)、『Arabian Business(アラビアン・ビジネス)』へ次のように語り、改修の詳細は未定だと明かした。

「今後開催を希望しているバイクレースに必要なレイアウト変更を今夏に行う。変更はまだ最終決定されていないが、詳細はしかるべきタイミングで発表する」

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