日本の自動車メーカーの三菱自動車が、F1統括団体FIA(国際自動車連盟)の電気カーで世界規模のレースを行うという計画に興味を示していることを明らかにした。
新たなカテゴリーが2013年に立ち上がると、最近報じられた。FIA会長のジャン・トッドがヨーロッパ連盟にシリーズの立ち上げを要求したとされている。
より小規模のエンジンやハイブリッド技術を含め、独自のイニシアチブをとるF1の中には反対する者もいるが、『Japan Today(ジャパン・トゥデイ)』によると、三菱自動車の益子修社長が電気自動車のF1シリーズに「非常に興味を持っている」という。
「われわれの従業員は、絶対にやるべきだと言っている」と益子社長は語り、次のように加えた。
「電気自動車の開発コストはガソリンを使用するクルマの開発よりも少ないと見られ、すでに市場に出ているクルマの技術開発にも貢献するだろう」
三菱自動車が持つモータースポーツの歴史はラリーがある。しかし、メインだったダカール・ラリーからは2年前に撤退している。
「私はモータースポーツにあまり関心がないと言われてきたが、電気自動車でのレースでは違う考えだ。作り出してみたいね」