セバスチャン・ベッテル、フェラーリ移籍報道について語る

2011年05月01日(日)

セバスチャン・ベッテル(レッドブル)が、たびたび話題になっているフェラーリ移籍のうわさについて語った。

ベッテルは、エナジードリンクメーカーであるレッドブルの支援を受けてキャリアを重ねてきたドライバー。2009年からは、レッドブルのF1チームであるレッドブル・レーシングに所属し、昨年にF1の史上最年少王者に輝いた。

その一方、フェラーリでは昨年、フェリペ・マッサが不調だったこともあり、今年いっぱいでマッサが解雇されるのではないかとのうわさが絶えることなく続いている。そして、フェラーリ加入は夢だとベッテルが語ったこともあり、ベッテルが2012年にフェラーリへ移籍するとのうわさが一気に過熱した。

レッドブルはすでに、ベッテルとの契約を2014年まで延長している。しかし、この契約には、レッドブルのパフォーマンス次第ではベッテル側から契約を解除できる条項が含まれているとも言われ、ベッテルがフェラーリへ移籍するとのうわさはたびたびメディアでも取り上げられている。

そして『planetf1.com』によるとベッテルは、フェラーリ移籍の話題が何度も取り上げられる理由について、フェラーリの母国イタリアの『Autosprint(オートスプリント)』へ次のように語ったとのことだ。

「フェラーリ? もし僕がそのことについてたくさん話しているとしたら、それは質問されることが多いからだよ」

「実際には2つ理由がある。まず何より、これまでの僕が何度も言ったように、フェラーリが特別なこと。そして2つ目は、誰かからその質問されたら、きちんと答えるようにしていること。これは自分で決めていることなんだけどね」

「僕にとって、フェラーリは伝説そのものだし、いつの日か僕の名前がフェラーリのドライバーリストに加われば、とても光栄なことだと思う」

「でもだからと言って、今すぐに移籍したいというわけじゃない。僕は今の場所に満足しているし、だから数シーズン契約を延長したんだ」

「一番大切なのはチーム。僕やエイドリアン(ニューイ/技術責任者)といった個人だけではなくてね。僕たちは1つのグループだし、みんな一緒なんだ。だから僕は残留することに決めて、契約を数年延長したんだよ」

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