マーク・ウェバー、引退ではなく移籍の可能性も

2011年05月03日(火)

マーク・ウェバー(レッドブル)が、2011年いっぱいで引退するのではなく、他チームへ移籍する可能性があると語った。

レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは最近、今季いっぱいで契約の切れるウェバーには、他チームへ移籍する意思がないと語っていた。しかし、トリノでF1デモ走行を行ったウェバーは、イタリアの『La Stampa(ラ・スタンパ)』へ次のように話している。

「今シーズン終了とともに、僕とレッドブルの契約も終わる。でも、契約延長が結果次第だとは思わない。僕は自分のために勝ちたいんだ」

「どうなるのか、いずれ分かるよ。もしチーム(レッドブル)が、これ以上僕のことを必要としなければ、僕は自問する必要がある。ヘルメットを脱ぐのか? それとも、他チームへ移るのか?」

今季は、序盤戦で苦戦が続き、チームメートである現チャンピオンのセバスチャン・ベッテルに31ポイント差をつけられているウェバー。自身に「欠点」があると認める一方で、ウェバーはベッテルにも欠点はあると語る。

「僕の決意は固いよ。去年、タイトルを争ったけど、またタイトルに向けて戦いたい」とウェバーはコメントし、ベッテルについては次のように述べた。

「セバスチャンはとても速いし、今ではかなり経験を積んだ。でも、彼だって無敵ってわけじゃない。彼の弱点については話したくないけど、みんな弱点はあるものだよ」

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