ミハエル・シューマッハ、現契約終了後の予定は白紙

2011年05月09日(月)

ミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)は、2012年にメルセデスGPとの契約が満了した後の去就を決めていないと明かした。

シューマッハが契約延長に前向きだとの報道が先日に出ていたが、トルコGPの際、一部報道陣に対して将来を決めていないと話している。

「2006年に一度引退したときと同じように、まだ(去就について)考えていない。本当に、わからないんだよ」7度のワールドチャンピオンであり、メルセデスGPと2010年から3年間の契約を結んでF1に復帰したシューマッハはそう語った。

『O Estado de S.Paulo (オ・ エスタード・ジ・サンパウロ)』紙および『L’Equipe(レキップ)』紙、『Daily Express(デイリー・エクスプレス)』紙、『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』、『El Pais(エル・パイス)』紙という信頼のおける報道陣に限定した取材に応じたシューマッハは、次のようにも語っている。

「僕は多趣味だし、家族もいる。ドライビングを心から愛しているのに、クルマに乗らずにF1チームと仕事をしている自分の姿は想像がつかない」

「僕の競技への情熱は全く衰えていない」

シューマッハ本人はそう話しているが、自身の最強時代の始まりとなった2002年と比べれば衰えを自覚しているようだ。

「あのころと全く同じ力があるかと聞かれれば、答えは多分ノーだろう」

「けれど、僕が特殊だったからこそあの成功があるんだ。ひょっとしたら今の僕も、実年齢から考えると特殊なのかもしれない」

「もしF1のラップライムがあの頃よりも10秒も速くなっていたら、僕が特殊ということはないだろうね。でも、実際はそうじゃない。理学療法士にでもドライバーにでも聞いてもらえば、今も僕の力が落ちていないと満場一致で認めてくれるはずさ」

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