レッドブル首脳、マーク・ウェバーは「ナンバー2」にならない

2011年05月17日(火)

マーク・ウェバー(レッドブル)は、2011年シーズンの残りのレースで、サポート的な役割を演じるかもしれない。このような考えを明かしたのは、レッドブルのモータースポーツコンサルタントを務めるヘルムート・マルコだ。

しかしマルコは、ウェバーが完全にチームメートであるセバスチャン・ベッテルの「ナンバー2」になることは否定している。

マルコは、ドイツの『Sport Bild(シュポルト・ビルト)』に、「われわれはチームオーダーを出したりはしない。しかし、一般的に2010年のシルバーストン(イギリスGP)以降、マークはセバスチャンよりもコンマ3秒遅いのが事実だ」と話し、次のように続けた。

「あまりにも遅くて、気持ち沈んでいては優勝できない。だが、トルコでは高いレベルのレースをしたから、ほかのドライバーから貴重なポイントを奪えたんだ」

ウェバーは4戦を終えてドライバーズランキングで3位につけているが、ベッテルはすでに3勝目を挙げて、トップに立っている。ウェバーとベッテルのポイント差は、38ポイントだ。

ウェバーは2007年にレッドブルに加入し5シーズン目を迎えている。レッドブルはベッテルとの契約延長を早々と発表したが、ウェバーの2011年以降の契約はまだ更新されていない。

この記事をシェアする

【関連記事】

2011年 F1ニュース一覧 rss

2011年F1ドライバー

2011年F1チーム

世界選手権

フォーミュラカー

市販車ベース