ティモ・グロック(ヴァージン)は、今年のチームにとって、予選が難しいものになるとの懸念を明らかにした。
グロックの前所属チームであるトヨタは、2009年末にF1から撤退。グロックは昨年からヴァージンに所属しているが、トルコGPでは大幅なアップデートをほどこしたものの、厳しいシーズンが続いており、失望していることを隠してはいない。
チームには問題の底辺を追及し、ライバルの進化に後れを取っているという危機感を持たねばならないとグロックは語っている。
『Speed Week(スピード・ウィーク)』は、「もし僕たちの開発したパッケージが機能しなければ、予選を戦うことはすぐに厳しくなる」とグロックのコメントを掲載している。
再導入された予選Q1でトップタイムよりも107%のタイムを出さなかった場合、予選落ちとなり決勝に進出できないという、107%ルールについてグロックは不安に思っているようだ。
しかし、グロックはとても幻滅を感じているわけではなく、チームのプロジェクトに忍耐力を失っているのだと主張した。
「僕はチームの味方だ。僕たちは、問題を解決してわずかなことを変更する必要がある。そうすれば進歩できるよ」とグロックは語っている。