ロバート・クビサ、今シーズン中にF1マシンへ

2011年05月24日（火）

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ロバート・クビサが、今シーズン中に金曜フリー走行で出走する見通しであることが分かった。しかし、今季中のレース復帰は不可能だという。クビサの所属チーム、ロータス・ルノーGPのチームオーナーであるジェラルド・ロペスが語った。

クビサは、2月に参加したイタリアのラリーで大クラッシュ。一時は生命の危機に陥ったほか、右手の切断が検討されるほどの重傷を負った。しかし、一命を取り留めたクビサは驚異的な回復を見せ、治療を続けていたイタリアの病院をすでに退院し、現在はチームドクターの施設で復帰に向けたリハビリを行っている。

これまで、担当の医師も驚くほどの回復力を見せていることから、一部には今シーズン中にクビサがF1へ復帰することを望む声もあったが、ロペスは『Onda Cero（オンダ・セロ）』へ次のようにコメントした。

「おそらくどこかの時点で、彼は金曜にテスト走行を行うだろう。だが、今シーズンの（レース）復帰が不可能なのは間違いない」

また、長期的な視点に立った場合、今回のケガがF1ドライバーとしてのクビサの能力にどのような影響を与えているのか、「それは誰にも分からない。医師にも、われわれにも分からないことだ」とロペスは語った。

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