チーム・ロータスのヘイキ・コバライネンが、カナダGPに向けた意気込みを語った。
ヘイキ・コバライネン
「カナダはシーズンのハイライトの1つだ。チームのみんなが待ちわびている。コースから離れるとモナコのような強烈さはないけど、街中が騒いでいるし、どこに行ってもすばらしい雰囲気が味わえるよ。観客もすごくF1を知っているから、木曜日から日曜日まで彼らにとっては自分たちの庭でレースをやっているような状態なんだ」
「コースは挑戦しがいがある。ブレーキに厳しいから、速く走るためには正確にブレーキングしないといけない。それから、できるだけ効率的に縁石を使うこともカギだ。もし、うまく縁石にのれるクルマならいいタイムが出せるよ。だからフリー走行も大事だね」
「スペインで見せたようなパフォーマンスを発揮したいと思っている。モナコは僕にとっては変わったレースだった。タイヤの性能を引き出せなかったし、クルマにはまだまだパフォーマンスが秘められているけど、レースでは引き出せなかった。でも、今はもっとデータがあるし、クルマの能力を最大限に出せると思う。カナダはそれを実現させる絶好の場所だよ」