レッドブル、マーク・ウェバー残留を示唆 小林可夢偉に興味とのうわさも

2011年06月11日(土)

レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、同チームに所属するマーク・ウェバーが2012年も残留するとほのめかしている。

レッドブルのモータースポーツコンサルタントであるヘルムート・マルコは、もしウェバーが今季限りでチームを離れた場合、姉妹チームのトロ・ロッソからドライバーを引き抜くと語り、情報が錯そうしていた。

しかし、ホーナーはカナダでメディアに対して、ウェバーが2012年もチームに残留したいと願っており、チームも同じように考えていると明かした。

「マークは来年もレッドブルの一員でいたいとはっきり述べた。マークとの会話はとても率直なものだったよ」

さらにホーナーは、ウェバーとの話し合いが今後行われ、ウェバーが確かな「モチベーションと情熱」を持っているかどうかが評価の基準となることを明らかにした。

ホーナーは『BBC』に対して、「われわれはマークにモチベーションや情熱があると信じているし、彼がドライバーでいてくれればうれしいよ」と話している。

チームメートのセバスチャン・ベッテルが2011年これまで、圧倒的な強さを見せている中、ウェバーは今週、ピレリタイヤに苦戦しているとコメントした。

「マークはタイヤに問題があり、解消するために一生懸命がんばっている。それでも、マークがチームにいてくれてとてもうれしいよ」とホーナーも、ウェバーがタイヤの使い方に問題を抱えていることを認めた。

その一方で、『Bild(ビルト)』は9日(木)、レッドブルが2012年に向けてほかのドライバーと契約することをもくろんでいると書き立てた。候補としてうわさされているのは、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)、ジェンソン・バトン(マクラーレン)、フェリペ・マッサ(フェラーリ)、そしてニコ・ロズベルグ(メルセデスGP)の名も挙がっている。

『Bild(ビルト)』は、「問題は誰もベッテルと競争したいと願っていないことだ。ベッテルはあまりにも素晴らしすぎる」と加えている。

また、先日にはフェラーリに加え、レッドブルも小林可夢偉(ザウバー)に興味を示しているとの報道があった。

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