トロ・ロッソのセバスチャン・ブエミは、カナダGPフリー走行2回目で32周を周回し、13番手となる1分17秒051を記録した。なお、フリー走行1回目ではブエミに代わってリザーブドライバーのダニエル・リチャルドが走行しており、ブエミはこの第2セッションで初めて姿を現した。
セバスチャン・ブエミ
「またクルマに戻れてうれしいよ。スペインとモナコは2週連続だったから、今回はだいぶ待たされたような気がしていたからね。僕は今朝のセッションは走らなかったから、それだけに午後のセッションが大切なものになった。うまく進んだし、2週間後のヨーロッパGPに向けた試作品のミディアムタイヤも含め、タイヤの状態もよく解析できたよ」
「何台かのクルマがコースオフする難しいセッションだったけど、僕はいいラップを数多く重ねることができた。もちろん、このサーキットに合わせてダウンフォースを抑えたウィングを使ったし、それがどのように作用するかということもよくわかったよ」
「ダウンフォースを抑えてトップスピードをかせげるクルマをドライブするのはとても楽しいよ。このサーキットではブレーキを多用するから、今日は本当に思いっきり強くブレーキを踏んでみた。これから(ブレーキの)冷却のための計算が正しいものだったかどうかデータを見てみなくてはいけない」