ダニエル・リチャルド「期待以上のサーキットだった」

2011年06月11日(土)

トロ・ロッソのサードドライバーであるダニエル・リチャルドは、カナダGPフリー走行1回目でレースドライバーのセバスチャン・ブエミに代わって出走。35周を周回して1分18秒648を記録し、15番手につけた。

ダニエル・リチャルド
「去年もカナダへは帯同していたけど、実際にコースを走るのは初めてだった。コースを歩いたりシミュレーターでドライブしたりするだけだと、どんなにいいサーキットか本当の印象はわからないものなんだけど、ここは本当に素晴らしく、期待以上だったよ」

「コースに出て、縁石を使って攻めるのが大好きなんだ。壁に近づくにつれて、ドライバーがクルマと一体となってそれを乗りこなしているという感覚があって、とても楽しい。だから、とても楽しいセッションだったよ。今年のほかのレースとはちょっと違うプログラムで走っていたんだ。まず、いつものように基本的な走りを2、3回行って、最後に長めの走行をした」

「ただ、赤旗が出てしまったため、少しだけ計画を変更する必要はあった。19周走ったけど、実際のところ、F1のクルマでこんなに連続で走行したのは今回が初めてだったんだ。初めてトロ・ロッソでレースを想定した走りができたのはとてもいい、楽しい経験になったよ」

「最初の2度の走行ではコースがとても汚れていたけど、タイヤの特性について少し学ぶことができた。ハード側だけでなく、次のヨーロッパGPのためのテスト用に与えられたミディアムタイヤも試すことができたんだ。短い走行だったけどグリップの程度もとてもよく、ヨーロッパGPではよいレースができるはずだね」

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