トロ・ロッソの代表、レッドブルがトロ・ロッソのドライバーを決める

2011年07月12日(火)

トロ・ロッソのチーム代表フランツ・トストは、2012年のドライバーラインアップについて、チームオーナーであるレッドブルが決定権を持っていると明かした。

レッドブルの育成ドライバーであるダニエル・リチャルドが今季中にトロ・ロッソからF1デビューを果たすとのうわさが絶えなかったが、レースドライバーのセバスチャン・ブエミとハイメ・アルグエルスアリはポイントを獲得するなど好調さを保ち、第9戦を終えた段階でシートを失っていない。

リチャルドは、トロ・ロッソからではなくヒスパニア・レーシング(HRT)で第9戦イギリスGPに出走し完走している。また、リチャルドは来年の開幕戦となるオーストラリアGPでトロ・ロッソのレースドライバーになることが濃厚だ。

トストは「(2011年シーズン中)リチャルドが、トロ・ロッソのシートに座ることはできない。なぜなら、われわれにはいい仕事をするドライバーがふたりいるからね」とコメントしている。

今季中にドライバー変更はないと明かしたトストだったが、来季のドライバーについて、ブエミとアルグエルスアリが残留するのか決まっていないようだ。

「2012年のドライバーラインアップは、まだ知らない。シーズン終了後にレッドブルが決めるだろう」とトストは認めた。

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