エイドリアン・スーティル「ドライタイヤにするのが早すぎた」

2011年06月13日(月)

フォース・インディアのエイドリアン・スーティルは、14番手からカナダGPをスタートしたがリタイアに終わっている。

エイドリアン・スーティル
「レースがスタートしたときは視界がとても悪くて、ほとんどグリップもしていなかった。ウエットタイヤに問題を抱えていたので早めにインターミディエイト(雨用タイヤのうち、さほど路面がぬれていないときに使われるタイヤ)に換えたんだ。最初の何周かはよかったんだけど、その後また雨が激しくなってしまった」

「レース再開のときはとてもいい感じだったんだけど、セーフティカーがコースから離れるときにロズベルグ(ニコ・ロズベルグ/メルセデスGP)に近づきすぎてしまったんだ。ヘアピンカーブのところで僕の前を走っていたクルマがみんなかなりスピードを落としたものだから、ぶつけてしまってフロントウイングにダメージを負ってしまった」

「でもクルマの感じはまだ問題なくて、それほどタイムを落とさなくてすんだよ。ドライブスルー・ペナルティーの後、ドライタイヤに交換したほうがよいと判断したんだけど、でも、多分2、3周早すぎたかもしれないね。ピットアウトした周に大きく滑り、壁に当たってしまった。それで左リヤのサスペンションを壊してしまったんだ」

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