ペドロ・デ・ラ・ロサ「ヨーロッパGPに出場するのかまだ分からない」

2011年06月22日(水)

ペドロ・デ・ラ・ロサは、今週末にバレンシアで開催されるヨーロッパGPにおいて、セルジオ・ペレス(ザウバー)の代役を務めるようザウバーから連絡があるのか「分からない」と語った。

2週間前のカナダGPでは、ペレスがフリー走行1回目終了後に体調不良を訴えたため、フリー走行2回目開始の直前にデ・ラ・ロサの代役出走が決定した。デ・ラ・ロサの代役出走が最終的に決定したのは、フリー走行開始のわずか十数分前だったとも言われている。

ペレスは、5月28日(土)に行われたモナコGP予選で大クラッシュに見舞われており、そのまま病院へ搬送された。その後、ペレスはザウバーの本拠地があるスイスで検査を受け、カナダGPの開幕前日には統括団体FIA(国際自動車連盟)の医師からカナダGP出場の許可を得ていた。

しかし、カナダGPでの体調急変は、モナコGPでのクラッシュが原因だとみられている。ザウバーのマネージングディレクターを務めるモニシャ・カルテンボーンも今週、モナコでの事故からペレスは完全に回復しているものの、デ・ラ・ロサが代走することになるかもしれないと認めていた。

当のデ・ラ・ロサは22日(水)、「今週末のヨーロッパGPでレースをするのか、ずっと質問されっぱなしだよ。実際は、僕も分からないんだ」と明かし、次のように加えた。

「僕はマクラーレンのリザーブドライバーで、ほかのチームよりまず、彼らに仕えているんだってことをきちんと言っておきたい」

「何が起ころうとも、それはマクラーレンが僕に任せてくれるかにもよるんだけど、セルジオ・ペレスは完ぺきに良くなっていると言っているわけだし、僕が憶測で物事を言うのは、彼に失礼だと思う」

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