アメリカGPの舞台となるサーキット・オブ・ジ・アメリカズは、2012年のF1開催が危機にさらされているという懸念を否定しているようだ。
テキサス州の会計監査官がサーキットへの支援に関して、納税者のあるグループから告訴されていることが明らかとなってすぐ、オースティン市議会は資金の投入についての投票を延期していた。これによって、テキサス州がF1プロジェクトへ資金を投入するか疑わしいと報じられている。
サーキット側は声明で、「先週に市議会は、行動を起こすことを延期すると決めた。正式な承認があって初めて、このイベントを開催することができる」と明かしている。
しかし、アメリカGPは来年半ばにF1開催が予定されており、この文書が支援者にオースティン市議会へ圧力をかけるよう働きかえているようだ。
サーキット・オブ・ジ・アメリカズは、「市議会のメンバーが、支援を受けていることを知ることは重要だ。彼らはレースを正式に承認するよう求められているのだからね」と語った。
「レースの承認を支持するよう働きかけ、アメリカでもう一度F1を見たいんだということをみんなに知らせよう」と支持者を募っている。
延期された市議会の会合は29日(水)に行われる。