「マーク・ウェバー残留はほぼ確実」とレッドブル

2011年06月29日(水)

レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、ドライバーのマーク・ウェバーが2012年もチームに残留することは、「ほぼ確実」だと明かした。

チームの主要メンバーの中でまだ唯一将来に向けた契約を交わしていないウェバーだが、今シーズンはチームメートのセバスチャン・ベッテルに後れを取り、苦戦している。

すでに契約を更新しているベッテルの来季チームメートとしては、マクラーレンのルイス・ハミルトンが移籍してくるのではないかという憶測もあったが、チーム代表のホーナーは『Servus TV(セアヴスTV)』に、最も可能性の高い結末はウェバーとの新契約を結ぶことと話している。

ホーナーは、「そうだね、それはほぼ確実だ。われわれはもう少ししてからじっくりと話し合い、その後来年に集中するということで合意したんだ」と述べた。

ハミルトンのうわさについては、次のようにホーナーは笑う。「彼に青が合うとは思わない。最も重要なことはハーモニーだよ」

しかし、元F1ドライバーのジョニー・ハーバートによると、レッドブルは2012年のドライバー選択を真剣に考えるべきだという。

ハーバートは『The National(ナショナル)』のコラムで、「ウェバーは昨シーズンのような情熱を見せていない。情熱があったからこそ、ベッテルとも戦えたし、選手権がおもしろくなったんだ。ウェバーが再び情熱を見いだすまでは、優勝できないと思う」と書いている。

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