ニコ・ロズベルグ、ライバル勢への移籍は考えていない?

2011年07月05日(火)

メルセデスGPのニコ・ロズベルグは、チームの一員で満足ながらも、他チームからの注目の視線を感じていることを認めた。

ミハエル・シューマッハをチームメートに、ここ2シーズンをメルセデスGPで戦うロズベルグ。速さで常にシューマッハの上を行くが、まだ勝利に手が届いていない。メルセデスGPのチーム代表ロス・ブラウンからは、いつか勝てるマシンを用意するからメルセデスGPを「信じてほしい」と言われている。

ロズベルグは、ブラジル『Globo Esporte(グローボ・エスポルチ)』紙に「僕はチームの助けとなる素晴らしい機会に恵まれている。居心地が悪いなんて言わないよ。逆に、プロジェクトの一員としてこのような挑戦に身を置くことが心地いいね」と語り、さらに続けた。

「それでも、もちろん僕はレーシングドライバーだ。何よりも、勝ちを手にしたい。我慢できないと言うほどじゃないが、早く勝ちたいよ。近いうちにチームが勝てるかどうか、そのことは見極めなければならないが、いずれチームが成功するのは間違いない。問題は、それがいつかだね。今はまだ時間が必要だよ」

フェラーリ、マクラーレン、それにポイントランキングでトップのレッドブルといったチームとうわさがあるロズベルグ。そのような憶測は決してマイナスではないと、ロズベルグは言う。

「他チームから注目されるのは、僕のキャリアにとって良いことだ。しかし、それも時間の問題だ。何かに発展するわけじゃないしね」

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