フェラーリ会長、フェリペ・マッサに「とても満足」

2011年07月05日(火)

フェラーリのルカ・ディ・モンテゼモーロ会長は、ドライバーのフェリペ・マッサにチームは満足していると明かした。

2010年シーズンは、かなり苦戦を強いられたマッサ。今年の5月、モンテゼモーロはフェラーリがマッサと2012年の契約を交わすことについて、光栄に思っていることは「疑いようがない」と語っていたが、マーク・ウェバー(レッドブル)やニコ・ロズベルグ(メルセデスGP)がマッサの後任候補にといううわさが挙がっている。

このうわさは、チームメートのフェルナンド・アロンソの契約が、2016年まで延長されたときに強まり、マッサがフェラーリで過ごす時間に限りがあるという憶測が広まった。

フェラーリのドライバーラインアップについてたずねられると、モンテゼモーロは『La Repubblica(レプブリカ)』に、アロンソは「偉大なドライバー」だと話し、次のように続けた。

「ミハエル・シューマッハ(現メルセデスGP)と契約したときのように、フェルナンドと長期の契約を交わせたことにとても喜んでいる。われわれが少なくとも2016年まで行動を共にするということは、チームもフェルナンドもこの関係に満足している証しだ」

「今年はフェリペにも、とても満足している。フェリペは非常にうまく対応しているね。われわれはドライバーの活躍をうれしく思っている。だから、フェラーリが望んでいる位置につけるためには、もっとクルマを改善する必要があるね」

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