F1アメリカGP、いまだ将来は不透明

2011年07月13日(水)

2012年に開催される予定のアメリカGP計画は、いまだに雲行きが怪しいようだ。

テキサス州の250万ドル(約2億円)の年間補助金が議会で承認され、計画に反対する納税者からの抗議が落ち着きを見せた先週、サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(アメリカGP開催サーキット)の進展は明るいように見えた。

しかし地元紙の『Austin American Statesman(オースティン・アメリカン・ステイツマン)』は、このイベントの準統治団体である地元組織委員会が11日(月)に予定していた会合が、不自然に中止されたと報じている。

レース主催者が州の補助を得るためには、委員会の投票はどうしても必要なステップである。

「F1団体の代表を務める地元の弁護士が、ごく最近の6月下旬に、もし委員会の会合が7月4日の週末以降になると、この計画の財政は危険な状態になり得ると市の議会に伝えた」と『Austin American Statesman(オースティン・アメリカン・ステイツマン)』は伝えた。

そして地元ラジオ局の『KUT News(KUTニュース)』は、レースの主催者がまだサーキットのピットや、その他の建物の建設許可を得ていないという、フリーランス記者ジェイコブ・ダールの次のような記事を掲載した。

「彼らが現在出来ることはレーストラックと数本のトンネルの建設、あとは土砂を避けておくことだけさ」

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