ロータス・ルノーGPのニック・ハイドフェルドは、11番手からドイツGPをスタートしたものの、セバスチャン・ブエミ(トロ・ロッソ)との接触によりリタイアした。
ニック・ハイドフェルド
「スタートでは幅寄せをされて、2コーナーでは、はさまれる形になった。3コーナーに向けて、ポール・ディ・レスタ(フォース・インディア)が僕のアウト側にいたんだ。僕はフロントホイールをロックさせてしまって、彼を避けようとしたんだけど、滑ってしまい、行き場がなくて彼に当たってしまった」
「その後は、全力で順位を上げようとして、セバスチャン・ブエミの後ろにつくまでに何台か抜いたんだ。彼は僕の左側にいてブロックしてきた。ブロック自体は許されていることだけど、僕が彼の右側へ行ったとき、彼が僕のほうへ寄ってきたんだ。彼は僕がいると知っていたはずだよ。僕は彼よりもかなり速かったし、彼を抜こうとしていたんだ」
「彼は僕にスペースを残さず、僕は芝へ押し出した。僕にできることなんてないよ。避けられる事故だった。こういったクルマで宙を舞うなんて、決して歓迎できないことだよ。とても危険なことになった可能性もある」