セバスチャン・ブエミ「可夢偉を抜いたときは特にワクワクした」

2011年08月01日(月)

トロ・ロッソのセバスチャン・ブエミは、予選で18番手だったが、ドイツGPで受けたペナルティーにより5番手降格となり23番手からハンガリーGPをスタート。決勝レースでは8位でゴールしている。

セバスチャン・ブエミ
「素晴らしいレースだったよ。僕のベストレースのひとつだね。最後尾からのスタートだったけど、最高のスタートを決めて1周目で10台くらいのクルマを追い抜いたんだ。その後もいいリズムに乗れて、さらに何台かをぬれたサーキット上で追い抜くことができた」

「路面が乾き始めてからは、クルマのセットアップが完ぺきではなくなって、かなりのアンダーステア(曲がりづらい状態)になってしまった。そのことであわてないようにしたし、チームもとてもいい仕事をしてくれたよ」

「ピットストップの作業でウイングの角度を変えてくれたのでタイヤをいたわることができるようになったし、作業もとても速くていくつか順位を上げることもできたんだ。雨が再び降ってきたら、またクルマの感じがとてもよくなって、再びいいペースで走ることができた。それでポイントをとることができたんだ」

「4ポイントを獲得したあとで休みに入れるのはいい気分だね。5グリッド降格のペナルティーを受けていたからなおさらだよ。ワクワクするような瞬間が何度もあった。特に小林(可夢偉/ザウバー)を抜こうとしたときだね。ストレートでは彼をとらえるためのスピードがなかったんだ。だから彼を抜くためにはブレーキングのときしかなかったんだけど、まさに限界ギリギリだったね。こんな結果が得られたのはすごいよ。これも素晴らしい戦略のおかげだね」

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