F1を統括するFIA(国際自動車連盟)は今月末、新たに建設されたインドGPの開催サーキットを視察する。
首都ニュー・デリー近郊のブッダ・サーキットは、10月30日(日)の初F1レースを前に、完成間近。『The Asian Age(アジアン・エイジ)』紙では、F1の技術面や安全面、レース運営などを 担当しているチャーリー・ホワイティングがFIAから派遣されてサーキットを見て回り、早ければ9月1日(木)にも承認が下りるとしている。
インドのモータースポーツ・クラブを取りまとめるビッキー・チャンドック会長は、次のように語る。「われわれは2週に1回、FIAに報告を続けている。その進展ぶりに彼らも満足そのものだ」
「実は、最終検査は8月の第1週に予定されていて、それに合わせサーキットも準備が整っていた。ところが、(ホワイティングは)8月31日にしかニュー・デリーに来られないということなのだ」
報道では、ピット、グランドスタンド、ホスピタリティ施設、それにメディア・センターが完成している一方、9月下旬には、路面にアスファルトの最表面層が敷かれるという。
「コースは基本的に完成している。縁石もバリアも設置済みだ」とチャンドックは加えた。