ミハエル・シューマッハ、今季限りで引退の可能性を認める

2011年08月08日(月)

ミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)が、今季限りでの引退もあり得ると発言した。『Corriere dello Sport(コリエーレ・デロ・スポルト)』が報じている。

シューマッハは、F1で7度王者に輝くという前人未到の記録を打ち立てて2006年に引退した。しかし、2010年にメルセデスGPから現役復帰。シューマッハとメルセデスGPの契約が3年契約であることは、シューマッハ本人もチーム側も認めている。

しかし、『Corriere dello Sport(コリエーレ・デロ・スポルト)』によるとシューマッハは、今季限りで再び引退する可能性もあると語ったようだ。

「僕は明確な目的を持ってメルセデスGPに来た。何が何でも勝つということではなく、チームを成長させるということだよ」

「どちらかと言えば、僕自身が問題なんだ。以前よりも少しリラックスしているのは事実だし、それがこのチームにふさわしいのか分からない」

「どこかの時点で、続けるのかやめるのか、検討することになる」とシューマッハはコメントしている。

もしシューマッハが引退した場合、現フォース・インディアのポール・ディ・レスタが後任になる可能性が高いとみられる。ディ・レスタはメルセデスの支援を受けてきたドライバーであり、メルセデスエンジンを搭載するフォース・インディアから、今年F1デビューを果たしている。

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