インドでは、農業を営んでいる多くの人たちが、怒りをあらわにしている。今年新たにF1のカレンダーに加わり、インドGP(10月30日決勝)の舞台となるブッダ・インターナショナル・サーキットを破壊すると警告した。
10日(水)に300人を超える農家たちがサーキット近郊で反対集会を行った。インドの『DNA India(DNAインディア)』紙によると、主催者が、インドGP開催のために農家らから土地を取得したやり方に腹を立てているという。
『バラティア・キサン・ユニオン(インド農業組合)』と称する団体が、もし要求が満たされなかった場合、「必要であれば力づくでもサーキットに危害を加える」と脅しているとのことだ。
団体が主催者あてに、金銭、教育施設、そして雇用創出のための工場を立てることを要望する文書を作成したと伝えられている。