ロバート・クビサ、F1復帰は今後の経過を見て判断

2011年08月20日(土)

負傷のため療養中のロバート・クビサ(ロータス・ルノーGP)だが、数か月以内にF1へ復帰できるまでに回復するのではないかという周囲の憶測に対し、今後の様子を見ながら判断するとクビサ本人が語った。

2月に行われたラリーで大ケガを負ったクビサ。今月に行われるひじの再手術によって、回復が早まるのではないかと言われている。

同時にクビサの復帰に関しては、ほかにもさまざまな予測がある。11月27日に決勝が行われる最終戦ブラジルGPには間に合うという説もある中で、『Autosprint(オートスプリント)』は来シーズン開幕にも間に合わない可能性もあると伝えている。

「現状が許す限りにはなるけれど、目標を定めるのは楽しいことだよ。これからの2~3か月、リハビリの進み具合をみてみないといけないかな」とクビサは慎重なコメントを残し、さらにこう続けた。

「今までの経過には満足している。合併症なども起きていない。急がなくてもいいんだ。重要なことは、チームが僕の場所を取っておいてくれているということだよ」

ロータス・ルノーGPのチームドクターであるリカルド・チェッカレッリは『Sapa-AFP(サパAFP通信)』に対し、これから行われる手術は、クビサの右ひじの運動性を改善するためのものであると述べている。

「これまで右ひじの問題があったため、回復のための治療プログラムが完全な形で行えなかった」

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