F1最高責任者のバーニー・エクレストンは、ミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)が再びF1ドライバーを引退したときには、ピットウォールでチームを運営するシューマッハの姿を見たいと語った。
8月にF1界が夏休みだった間、シューマッハとマネジメントは今季限りで引退するのではないかとする報道への対処に追われていた。2006年に引退していたシューマッハは、3年契約を結んで2010年にメルセデスGPから現役復帰を果たしたが、周囲が期待していたような結果を残せていないため、引退報道が繰り返されている。
そんな中エクレストンは『DPA通信』へ、「チームに競争力がなくなり、心から去る時だとミハエルが信じるまでは、ミハエルにF1を去ってほしくはない」と語った。
また、しかるべき時が来れば、シューマッハが理想的なチーム代表になるとエクレストンは考えているようだ。
「ミハエルはチームを運営すべきだ。彼の経験と才能があれば、一流の代表になるだろう」