トロ・ロッソのハイメ・アルグエルスアリは、スパ・フランコルシャンで行われたベルギーGP決勝をこれまでの自己最高位となる6番手からスタートしたが、1周目にクラッシュ、リタイアとなった。
ハイメ・アルグエルスアリ
「ほかのドライバーについて悪く言いたくはないよ。それは僕のスタイルじゃないからね。でも、状況は誰の目にも明らかだったと思う」
「スタート直後のヘアピンにさしかかったとき、僕はイン側のセナ(ブルーノ・セナ/ロータス・ルノーGP)、そしてアウト側のアロンソ(フェルナンド・アロンソ/フェラーリ)のちょうど間にいた。そしてセナが完全にブレーキポイントをミスしてしまい、僕にぶつかってきた。それで僕はフェラーリ(アロンソ)の進路に押し出されてしまったんだ」
「でも、この週末、僕たちはたくさんの明るい材料を持ち帰ることもできるよ。今日はたくさんのポイントを稼ぐだけの能力を持ったクルマがあったのは明らかだし、それはチームの懸命な働きのたまものだよ。僕たちにとっては6番手からスタートできるのは特別なことだっただけに、チームの皆には申し訳なく思っている」
「次のモンツァでのイタリアGPを楽しみにしているよ。僕らに戦闘力がなかったり、ポイントを稼げなかったりする理由は何もないからね」