武藤英紀、インディジャパン参戦を正式発表

2011年09月01日(木)

9月18日に栃木県のツインリンクもてぎで決勝が行われるインディカーシリーズ最後の日本開催「インディジャパン・ザ・ファイナル」へ、武藤英紀も参戦することが正式に発表された。

アメリカの最高峰レースシリーズの日本戦として開催されてきたインディジャパンだが、今年で最後の開催となる。武藤は昨年までインディカーに参戦していたが、今年は国内のSUPER GTに参戦。しかし、インディジャパンが今年で最後の開催になることが発表されると、武藤もインディジャパンへ参戦したいという意志を公にし、参戦に向けて動き出したことも明かしていた。

そして1日(木)、武藤のインディジャパン参戦が正式発表された。武藤はインディジャパン参戦に向けて、次のようなコメントを残した。

「昨年まで3年間フル参戦しておりましたインディカーシリーズですが、今年は解説者という立場で、レースを追って参りました。 また、今シーズンはSUPER GT というフィールドで戦い、毎戦多くの事を学び、成長しております」

「そのような状況の中、今年で最後となる“インディジャパン”に挑戦したいという強い気持ちが芽生え、参戦に向け活動して参りました。 その結果、この度 株式会社オートバックスセブン様、amscの皆様をはじめとして、多くの方々のご協力を頂きスポット参戦できます事を、心よりうれしく思い、感謝しております」

「昨年までの“インディカーシリーズ”フル参戦で培ってきた経験と今年新たに発見できた事をすべて出し切り、“インディジャパン・ザ・ファイナル”をさらに盛り上げ、悔いの残らない戦いをしたいと思っております」

「また、インディジャパンが開催されるツインリンクもてぎ周辺は、今回の震災により被災地となっております。昨年まで多くの方々にご声援を頂きました。ツインリンクもてぎで、いいレース、いい走りをお魅せし、皆様に元気を届けたいと思っております」

「インディジャパン・ザ・ファイナル、全身全霊で戦って参ります。皆様の温かいご声援を頂けますよう、よろしくお願い申し上げます」

今年のインディジャパンは、初めてロードコースでの開催となる。今季のインディカーでは、佐藤琢磨(KVレーシング・テクノロジー)が日本人初のポールポジションを獲得するなど活躍を見せているが、武藤もインディカーで日本人最高となる2位を記録したことのあるドライバー。国内レースでもてぎのロードコースを経験している武藤の活躍にも期待が集まる。

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