スペインのバレンシアで4日(日)、WTCC(世界ツーリングカー選手権)の第9戦が行われ、第1レース、第2レースともにイバン・ミュラー(シボレー・クルーズ)が優勝した。
第1レースでは、ポールポジションからスタートしたミュラーがいったんはトップの座を譲ったものの、見事に首位へ返り咲いたミュラーが優勝。2位はアラン・メニュ(シボレー・クルーズ)、3位はトム・コロネル(BMW 320TC)だった。
続く第2レースでは、ポールポジションのフランツ・エングストラー(BMW320TC)がスタートでエンスト。その後も、上位で接触などがあり、最終的には第1レースを制したミュラーがトップに。そのままミュラーが優勝、2位はロバート・ハフ(シボレー・クルーズ)、3位にメニュが入り、シボレー勢が表彰台を独占した。
谷口行規(シボレー・クルーズ)は、第1レースで14位、第2レースは16位となった。
この結果、シボレーのマニュファクチャラー部門制覇が決定。ドライバー部門では、ハフに代わってミュラーがランキングトップに浮上した。