拡大を続けるF1カレンダーだが、新たな開催候補地としてタイが新たに名乗りを上げた。
『Bangkok Post(バンコク・ポスト)』は、公共機関タイ・コンベンション・アンド・エキシビジョン局(TCEB)のプロモーション担当がこの報道を認めたと報じた。
TCEBの代表であるアカポル・ソラスチャートは、タイの評価を上げる目的で国際的な大イベントを組織するために、今回のプロジェクトがスタートしたと語っている。専門家が招集され、候補地としての申請に向けての調査が始められるとソラスチャートは述べた。
「F1サーキットの建設にはばく大な費用がかかる。しかし、F1のレース以外でも役立つだろう。そして、タイとしては、市街地レースも興味深い選択肢だと考えている。実際にサーキットを建設するよりも少ない投資で済むからね」とアカポルは語った。
アカポルによると、市街地レースの場合、1899年にラマ王がタイを統治していたころに王族の宮殿と首都を結ぶために造られたバンコクのラチャダムヌン通りもレイアウトに含まれるようだ。